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【軽トラ塗装】軽トラの鴨居を素人がチッピング塗装して傷とサビ対策をする

[chat face=”saru_icon.png” name=”サルくん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]おじさん。軽トラの鴨居にサビが出ているよ[/chat]

[chat face=”writer-image.jpg” name=”おじさん” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]塗装が剥げてそこから錆が出てきているんだね[/chat]

[chat face=”saru_icon.png” name=”サルくん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]このままにしておいても大丈夫なの?[/chat]

[chat face=”writer-image.jpg” name=”おじさん” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]すぐにどうということはないけど、錆が侵蝕していかないようにイメージチェンジも兼ねてチッピング塗装をしていこう![/chat]

鴨居を取り外す

塗装前の状態

鴨居塗装前

新車で購入後10年間、洗車以外何もしていません。

ぱっと見綺麗なんですけどね。

鴨居上の錆

鴨居の上部分。ホームセンターで長い木材などを買った時はここに載せるので、塗装が剥がれ錆が出てきています。

まだまだ深刻な錆ではないんですが、洗車時などどうしても気になってしまうんですよね〜。

鴨居はボルト6本で留まっているので、簡単に外すことができます。

鴨居の錆確認

鴨居裏の錆

外して裏側を確認すると・・・

結構錆がでてきていますね。錆びている部分をよくみると他の部分に比べて塗膜が薄いような印象を受けます。

製造時のボディ塗装は鴨居を装着した状態でされているのでしょうか。コストを削減するためなのか、どこのメーカーの軽トラもそんなもん?

塗装前の下地処理とマスキングをする

錆ている部分をヤスリがけ

下地処理後

耐水ペーパーを使って錆を落としていきます。

表面の錆は割と落とせますが、細かいところの錆はなかなか綺麗に落とせません。まぁ上から塗装するので可能な範囲で落としておきました。

錆が多いところは300番、割と落としやすいところは600番で研磨しました。参考程度までに。

塗装面全体に足つけ(下地処理)をする

それ以外の塗装面は1000番の耐水ペーパー。細かい部分などは3Mの研磨スポンジでしっかりと足つけをします。

洗浄しゴミや研磨カスを落とす

下地処理が終わったら水洗いし汚れを落とします。
僕は台所用の中性洗剤を少量混ぜて泡だて、スポンジで洗ってすすぎました。

洗い終わったらしっかりと乾燥させます。細かい隙間などに水分が残っていると弾いて塗料が乗らないので、念入りに乾燥させましょう。

塗装しない部分にマスキングする

鴨居にマスキング塗装しない部分にはマスキングテープでマスキングします。

全部塗るのであればこの工程は必要ありませんが、僕は鴨居の形だけ塗装したかったので、ボティに固定する部分は塗装しないようにマスキングしました。

好みの問題ですね。

プラサフを吹き付ける

塗装部分を脱脂する

塗装する部分の油分を取り除くためにシリコーンオフで脱脂します。

全体に吹き付け、綺麗な布で軽く拭き取ります。

プラサフを塗布

塗料がしっかりとくっつくようにプラサフを全体に噴きます。

念のために時間を空けて2度塗りしました。

ラバーチッピング塗装をする

今回使用する塗料

チッピングの塗料にも色々あるみたいですが、今回はイチネンケミカルズの”NX483ラバーチッピングブラック”というスプレーを使用します。

同じメーカーの似たような商品で“NX83チッピングブラック”というものがあるのですが、調べてみるとNX483はゴム質で少し柔らかくNX83は硬いプラスチックというような感じでした。

使い比べたことがないためどちらが鴨居の傷防止に適しているかはわかりませんが、今回はややゴム質のNX483を使用します。

チッピング塗料を塗っていく

鴨居にチッピング塗装

台座にやや無理やり?固定し塗装していきます。

ボディーペイントなどの通常の塗料に比べ、ドバッと出てくる印象です。1回目の塗装で結構黒くなりました。

2〜3回ほど15分くらい間隔を空けて塗装し最後に細かいところや塗装の薄いところを確認して仕上げました。

鴨居チッピング塗装後

チッピング塗料は2本準備しておいたのですが、1本ちょっとくらい使用しました。
塗料が多いうちは細かく、少なくなってくると粗い粒子が出る印象だったので使い分けるのもありかもしれません。

結構遠くまで塗料の粒が飛ぶので周辺の物には気をつけましょう。

チッピング塗装表面

伝わりにくいと思いますが、表面の質感です。

しっかり乾燥してからでないと、コツンと当たると捲れてしまいます。
お気をつけを

ついでにサイドミラーもチッピング塗装する

サイドミラーを取り外す

サイドミラー取り外し

乾燥時間に手持ち無沙汰になってしまうので、サイドミラーもチッピング塗装することに。

ミラーの色褪せ具合が半端ないですね・・・

取り外しは写真のカバーをマイナス等で外し、固定してあるボルト3本を取れば取り外しできます。

ボルトはプラスの溝がありますが、ナメると嫌なので六角で外しました。

洗浄・マスキング・脱脂

塗装部品にマスキング

取り外したら、水洗いで汚れを落としマスキング。
シリコーンオフで脱脂します。

塗装・取り付け

サイドミラー塗装後鴨居と違い樹脂に塗装するため、ミッチャクロンを吹き付け下地処理します。

塗装は割と薄く1回塗ったのみでいい感じになりました。
塗装前の色褪せた状態とは雲泥の差です。

サイドミラーなんて他人には何とも思わない部分ですが、自分が乗り込む時などに見てニヤニヤすることができます。

取り付けて完成

鴨居装着後

じゃーーーん!

印象がガラッと変わりましたね。(と思っているのは自分だけかもしれませんが)

タイヤ・ホイールと鴨居の色を変えるだけで普通の軽トラがこれだけかっこよくなりました。

後は実際荷物を乗せた時や耐久性ですね。また頃合いをみて記事にしていきたいと思います。

まとめの時間

[chat face=”saru_icon.png” name=”サルくん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]いい感じになったね、おじさん[/chat]

[chat face=”writer-image.jpg” name=”おじさん” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]そうだね。手間は少しかかるけどそれほどお金もかけずに修復ができるから、DIYでやるのもいいかもね。[/chat]

[chat face=”saru_icon.png” name=”サルくん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]また一段と軽トラへの愛着が深まったね[/chat]