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【薪ストーブ】薪ストーブを検討する時に確認してほしいこと

薪ストーブを検討されている方、ちょっと待ってください。

導入した後で「しまったなぁ〜」なんてことにならないように、導入前に確認しておいてほしいことを書いてみましたので、チェックしてみてください。

薪の準備

薪を入手する方法

薪ストーブを導入される方が一番懸念されることが、

”どうやって薪の調達をするか”

じゃないでしょうか。

薪を購入する

一番簡単な方法です。
お金に余裕がある方や薪ストーブを使うのは休日の夕方のみといった使い方をするひとはいいかもしれません。

しかし僕みたいにお金を使わずに日常的に暖房として使いたい人には現実的ではないでしょう。

購入の仕方も、すぐに燃やすことのできる乾燥した薪を購入する方法の他に、原木(長い状態のままの木)を購入して薪を作る方法もあります。

それに薪ストーブが好きな僕としては、苦労して薪を割り手間暇をかけて作った薪で暖をとる。そんな薪作りも含めて薪ストーブライフとして楽しんでもらいたいです。

自分の山から切り出す

山を持っている人は、自分の山から切り出して薪を作ることになると思います。

近年のアウトドアブームで山林を購入してキャンプをする人もいるみたいなので、ゆくゆくは山林を購入して薪を調達したり、ときどきキャンプや野遊びをするというのもありかもしれません。

僕の憧れの調達方法です。いい山林をお持ちの方はご連絡まってますw

伐採現場や造園屋さんから分けてもらう

我が家の調達方法です。設置から今年(令和4年)で7シーズン目になりますがなんとかやれています。

車で走っているときに木を伐採している現場を見つけたら、声をかけて倒した木を譲ってもらえないか聞いてみます。
僕の経験では国の事業で行なっている場合は伐採木の処分代まで計上されているので、譲ってもらうことはできない事が多いです。

市区町村の事業であれば、担当者と交渉し許可をもらえることもあります。

業者が行なっている現場も、近年薪として販売するために譲ってもらえない事が多くなってきた印象です。

根気強く声をかけたり、常に伐採していないかチェーンソーの音がしていないか(だんだん音が聞き分けられるようになりますw)アンテナを張っておく事が大切です。

しかし、よそ見をしすぎて事故しないように気をつけましょう!!安全第一です。

玉切り・薪割りをするスペースがあるか

自分で薪を作る場合、原木(長いままの木)をチェンソーで使う長さに切る玉切りと、適当な大きさに斧で割る薪割りをする必要があります。

こだわる人は虫食いを防止するために皮を剥ぐ人もいます。

駐車場などにシートを敷いて薪割りをする

敷地内で薪割り等をする場合、駐車場や庭などで行うことになると思います。木屑などが散らからないようにブルーシートなどを敷いて作業されることをおすすめします。

広さは3〜4m四方あれば可能かと思いますが、割った際に勢いで木が飛んでいく事があるので、車や壁などにぶつからないように注意しましょう。

住宅が近くにある場合は、チェンソーや薪割りの音が出るため時間帯などに配慮が必要になってきます。
僕は平日休みがあるため、平日の午前中を目処に行うようにしています。

畑や土場など他の敷地で薪割りをする

畑や山などに敷地がある場合はそこで、玉切りや薪割りをしてしまうのもいいでしょう。
自宅の敷地内でやるよりも、片付けに気を使わなくてよいかもしれません。

近隣に住宅がない場合は音や時間帯を気にすることなく作業ができますからね。
当たり前ですが夜間はやめましょう、危ないですし。

薪を保管する場所はあるか

当然ですが割った薪はすぐには使えないので乾燥させなければいけません。
できれば2年。最低でも1年程度は乾燥期間が必要になります。

敷地内に薪棚を作り保管する

敷地に余裕があれば、薪棚を作り保管する事ができます。
ただし1シーズン分となるとかなりの薪の量になってくるので、大きめの薪小屋を作って保管するか、複数の薪棚に分散して保管するなどの工夫が必要です。

気になる薪の使用量ですが、住んでいる地域・その年の寒さ・1日中焚くか夜だけかなど、本当に一概にいう事ができません。残りの薪の量をみながらその日どれくらい焚くかを決めている感じです。

敷地内に保管するメリットは、すぐに薪を取りに行けることでしょう。
逆にデメリットとしては、少なからず虫がつく事かなと思います。中にはGもいる事があるので自宅からは少し離して置けるといいでしょう。
トラブルを避けるためにも、隣の建物とも離せるとよいかと思います。

敷地とは別の場所に薪棚を作り保管し、使用する分だけ持ってくる

敷地以外に保管場所が確保できる方は、そこに薪棚を作り保管することもいいでしょう。

ただし日当たりや風通しを考えないと、山の中やジメジメしたところに保管していると腐ったり菌が回ったりするので注意が必要です。

メリットは、敷地内保管と逆で住宅が離れていると虫を気にしないでいいこと。
デメリットは、使用する分を小まめに持っていかなければならないことですが、敷地内に1〜2週間分の薪棚を作り、時々取りに行くなどすればそれほど負担にはならないかと思います。保管場所までの距離にもよりますが・・・

灰を処分する方法

薪を燃やすと灰が残るので、処分する必要があります。

畑に撒く

木灰はアルカリ性なので、畑にまくと酸性の土壌を中和することができます。有機肥料としての効果もあるそうです。

メルカリなどで売る

メルカリやヤフーオークションで木灰を販売することもできます。使用方法はワラビのアク抜きや釉薬、火鉢の灰などが多いようです。

注意として、肥料として販売するには都道府県知事に販売業者の届出をして許可を得る必要があります。許可なく販売をした場合は罰則規定がありますので注意しましょう。

ゴミに出す

ゴミとして出す場合はその地域の市区町村の決まりに沿って出すことになります。

木灰は焼却した後のものなので、燃えないゴミとして出すところが多いようです。詳しくは地域の市区町村へ問い合わせてみてください。

煙対策

どんなにいい薪ストーブを使っても、煙突から出る煙を全く無くすことはできません。
焚き始めや燃焼が甘い時にはどうしても煙が出やすくなってしまいます。

近隣とのトラブルを避けるためにも、導入前に是非確認しておいてください。

周辺の環境はどんなところか

煙対策を考える上で最も重要になってくるのは、導入する場所の環境です。

郊外の開けた場所と住宅が密集している場所では周辺への影響は全然違ってきます。
また同じ住宅街でも、比較的郊外の住宅街と都市部の住宅街では考え方や事情が変わってくると思われます。

地域の風向きの確認

同じ日本でも地域によって、雨が多く降る地域・雪がたくさん降る地域があるように風向きも地域差があります。
主に薪ストーブを使用するのは秋〜冬になると思いますが、その時期の風向を調べておくとよいと思います。

それはよく吹く風向の風下へと煙が流れるため、風下となる方向に民家がある場合は配慮をしたほうが良いためです。

僕が住んでいる岐阜南部の地域は11月から3月頃にかけて多い風向は西北西となります。煙突からの煙は東南東の広がっている畑へと流れていきます。

年間の風向は気象庁の過去の気象データ検索より調べる事ができます。
気象庁|過去の気象データ検索

近隣の理解

地域柄、土地柄によって薪ストーブに対する考え方や印象は違うと思われます。
または個人によっても違ってくると思います。

後でトラブルになることを防ぐためにも、できる範囲で話を聞けるとよいかと思います。

薪ストーブのメンテナンスをどうするか

煙突掃除

薪ストーブを使用していると、煙突内に煤やタールが付着していきます。放っておくと煙道火災の原因になる可能性があるので、シーズンオフに煙突の掃除をすることをお勧めします。

業者に依頼する場合費用がかかります。業者によって金額に開きがあるようですが、25,000〜50,000円ほどかかるようです。

自分で煙突掃除をする場合費用はかかりませんが、道具が必要になります。煙突内を掃除するブラシやロッド、煤を吸い取る灰集塵用の掃除機などです。
家庭用の掃除機では、すぐにフィルターが目詰まりを起こしてしまい故障の原因になりかねないためお勧めしません。

また3年に1度程度は煙突トップの掃除も推奨されています。煙突トップの掃除は屋根に登る必要があるため、屋根の形状にもよりますが危険が伴います。

炉内の清掃

炉内の灰や煤の清掃もシーズンオフにやっておきましょう。こちらは灰の清掃、ガスケットロープの点検、サビを点検し必要に応じてサビ取り、耐熱スプレーで塗装などとなります。
触媒がついている場合、劣化具合も確認します。

導入を考えている方へ

薪ストーブに憧れて導入をしたい・・・けれども本当にやっていけるのか。
僕も初めはそうでした。薪をもらえるツテもない、火の付け方も知らない。しかし今年で8年目、毎年ちゃんとシーズン分の薪を確保してシーズンオフにはメンテナンスもやっています。

上記に書いたようにたくさんの検討事項があります。しかし薪ストーブにはそれに勝る魅力があると思っています。
一度この暖かさを知ってしまうと薪ストーブ無しの人生が考えられないほど、生活の一部になってしまっています。

そのためにもしっかりと検討して心置き無く薪ストーブライフをエンジョイしましょう!